公務員への転職は後悔する?民間からの転職が厳しい5つの理由

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民間での仕事に不安を感じ、将来安泰を求めて公務員への転職を考えている方も多いのではないでしょうか?

「業績不振によりボーナスをカットされた」「ノルマ達成のプレッシャーが辛い」などの悩みを抱えていると、待遇も仕事内容も安定している公務員が羨ましくなりますよね。

とはいえ、民間から公務員への転職となると後悔するケースも少なくありません。では、どのような点で後悔するのでしょうか?

そこでこの記事では、民間から公務員への転職で後悔するポイントや、転職を成功と感じるケースについて解説します。後悔なく転職を成功させられるよう、参考にしてください。

民間から公務員への転職で後悔するポイント

出典:photoAC

民間と公務員では、仕事内容や福利厚生などにさまざまな違いがあります。その違いについて理解しておかなければ、転職後に「こんなはずではなかった」と、後悔するでしょう。ここでは、公務員への転職で後悔を感じるポイントを5つご紹介します。

年収が大幅にダウンする可能性がある

「公務員は高給取り」というイメージを持つ方も多いでしょう。しかし実際は、勤続年数によって昇給していくため、転職して数年は年収が大幅にダウンする可能性があります。

努力して公務員試験をパスしたにもかかわらず、民間よりも給料が低いとなると後悔するかもしれません。

参考:総務省「令和2年 地方公務員給与の実態」

年功序列で努力が正しく評価されない

公務員の評価基準は、基本的に勤続年数や年齢に沿って決定されます。民間であれば「プロジェクトを成功させたからボーナス増額」「大手との商談を取り付けたから昇進」など、実績を踏まえた評価は珍しくありません。

しかし公務員は、業績の影響を受けたり異例の出世が認められたりすることはありません。そのような評価をモチベーションにしている方にとっては、大きな後悔ポイントとなるでしょう。

残業への管理が曖昧

「定時帰宅」のイメージが強い公務員ですが、勤務先によってはその限りではありません。勤怠管理上は定時となっていながら、サービス残業が横行している自治体もあります。ひどい場合は、毎日の出退勤時間を記録していないケースも珍しくないのです。

もちろん民間でも残業は多く、休日出勤などを経験してきた方もいますよね。しかし、勤怠管理が徹底されている民間であれば、残業代がしっかり支払われます。そのようなギャップがあれば、民間の方が良かったと感じてしまうでしょう。

異動があり人間関係が難しい

働く上で、人間関係はとても大切です。たとえ給料が低くても、人間関係が良好であれば転職を躊躇するという方も多いでしょう。

しかし公務員は、定期的な異動があります。異動のたびに新しい人間関係を構築する必要があり、人見知りやコミュニケーション能力に自信がない方は辛いと感じるかもしれません。

もちろん民間でも、場合によっては地方や海外への転勤リスクが伴います。とはいえ、そのような事例のない企業で働いていた方にとっては大きなデメリットになるでしょう。

同じことの繰り返しでやりがいがない

民間での業務内容にもよりますが、公務員は新しいプロジェクトにチャレンジするような業務は少ないと考えられます。基本的には、毎日同じことの繰り返しのため、ルーティンワークに飽きてしまう方もいるようです。

地方公務員であれば地域住民のために、県庁職員や国家公務員であれば国民のためになど、公務員にもやりがいはあります。しかし、目に見える大きな変化のない業務に不満を感じてしまうこともあるでしょう。

公務員になって後悔ナシ!転職成功のケースは?

出典:photoAC

「民間に戻りたい」「公務員は理想と違った」と感じる方がいる一方、公務員になって後悔がないケースが多いのも事実です。

私の知人は、民間で3年勤めてから公務員に転職しましたが後悔していないようです。むしろ「あのときの選択は間違っていなかった」と、公務員試験に挑んだことを自画自賛するほど成功しているとのこと。

公務員への転職を成功と感じるケースには、どのような特徴があるのでしょうか?ここからは、転職が成功したと感じる理由を解説します。

カレンダー通りの休日が確保できる

民間で勤めている間、休日出勤が多く連休を確保できなかったという方もいるでしょう。しかし、公務員であれば基本的にカレンダー通りの休日を確保できます。

年末年始やゴールデンウイークなどの連休も、同僚と休み希望を譲り合ったり、休んでいる間に迷惑をかけたりする心配がありません。事前に旅行の予定も立てやすく、ライフワークバランスが実現できるため、公務員の良さを感じますね。

女性特有のライフスタイルの変化に対応できる

民間で働く女性の多くは、結婚・出産・子育てなどのライフスタイルの変化に伴い、転職や退職を余儀なくされます。

しかし公務員であれば、産休・育休・時短勤務などの制度が整っており、ライフスタイルの変化に柔軟な対応が可能となります。もちろん男性も、育休申請がしやすくなるのではないでしょうか?

公務員のネームバリューが強い

民間は、よほどの大手でなければ、企業名から業務内容を理解してもらえる機会は少ないものです。「食品を扱っている」「広告関連の仕事」など、説明が必要ですよね。

しかし、公務員ほどのネームバリューがあれば誰もが理解してくれます。なかには「公務員なんてすごい」と賞賛される機会もあるでしょう。まさに転職成功と感じる瞬間ですね。

倒産やリストラの心配がない

公務員の強みは、安定した雇用にあります。民間であれば、常に業績不振により倒産やリストラのリスクを抱えます。民間から公務員転職の醍醐味はここにあるのではないでしょうか?

「景気や社会情勢に左右されたくない」「ノルマなどをプレッシャーに感じる」という方にとって、公務員の安定さは快適といえるでしょう。

民間から公務員へ転職する際の3つの注意点

出典:photoAC

民間から公務員への転職によって結果に違いが出る理由は心構えにあります。では、どのような点に注意しておけば、悔いの残る転職を避けられるのでしょうか?ここからは、公務員へ転職する際に注意したい3つのポイントをご紹介します。

なぜ公務員になりたいか理由を明確にしておく

公務員になりたい理由が明確でなければ、転職を後悔する可能性が高くなります。「民間より給料が高いから」「もう退職してしまったからとりあえず」といった理由では曖昧です。

公務員でなくてはならない理由を明確に、強い希望を持つことで後悔を避けられます。

民間と公務員の仕事内容と比較しない

後悔が膨らんでしまう原因として、仕事内容の比較が挙げられます。「前は残業代もしっかり払われていたのに」「スピード感のある仕事で楽しかったのに」など前職の良かったことばかりを思い出すと後悔する気持ちも大きくなるでしょう。

民間と公務員はまったくの別物であり、心新たに置かれた場所で一からスタートする気持ちを持ちましょう。少しでも未練があるならば、退職・転職はまだ避けた方が無難かもしれません。

公務員になるメリットを意識する

民間から公務員への転職で後悔するポイントのなかには、メリットになりうる点もあります。例えば、年功序列などの評価基準は、出世争いがないため自分のペースで穏やかに仕事できるといえます。

また、公務員の異動は人間関係に悩んだときに有効です。3年ほどで違う部署に異動できれば、人間関係をリセットする良い機会となるでしょう。このように、公務員になるメリットを意識することで、後悔を減らせるのではないでしょうか?

公務員から民間へ転職すると後悔する?

公務員と民間では、仕事内容も待遇も大きく異なります。業績不振による給料カットや、リストラのリスクがある状況へ大きな不安を感じる方は、転職により後悔する可能性が高いでしょう。

反対に「もっと努力を認めてもらいたい」「目に見えるやりがいが欲しい」と考える方は、ノルマを課される仕事にやりがいを感じられるかもしれません。

公務員への転職は心構えにより後悔を避けられる

民間から公務員へ転職する際は、それぞれのメリットやデメリットを把握しておくことが大切です。また、前職との仕事内容を必要以上に比較せず、新たなスタートを切る心構えをしておきましょう。

どのような勤務先でも、なにかしら不満は出てくるものです。転職を考えるときは、まず「自分が譲れない条件」が何か、考えてみることをおすすめします。

 

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