外資系はやめとけ?地獄といわれる6つの理由|人によっては天国です

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エリートで高年収のイメージがある外資系企業に転職したいですよね。
とはいえ外資系企業は地獄と頻繁に耳にするため簡単には転職を決断できないと思います。

この記事では外資系への転職が地獄と囁かれる理由と地獄を回避するための予防策を解説します。
結論からいうと外資系で働く確固たる理由・決意がない限り確実に地獄を見るでしょう。
本記事が外資系企業への転職を検討している方の参考になれば幸いです。

外資系企業が地獄といわれる6つの理由(個人差あり)

画像出典:Adobe Stock

外資系企業は高年収でエリートの印象が強く憧れる方も多いと思いますが、人によっては外資系への転職は地獄への入り口となります。
外資系企業が地獄といわれている理由は6つあります。

年功序列制ではなく成果主義

日系企業では年齢とともに自動的に年収アップや役職が付与される年功序列制が一般的です。
年功序列制の場合は長く勤めるだけで自動的に年収がアップしていくため基本的には仕事で手を抜いても年収がダウンすることはありません。
一方、外資系企業は年功序列制ではなく成果主義であり個人の業績に応じて年収や役職が決まるため、仕事ができない人材は自然と淘汰されます。
仕事ができない人に居場所はないためリストラの対象にもなります。

最低でも読み書き程度の英語力は必須

外資系企業とはいえ必ずしも英語でのコミュニケーションが必要とは限りません。
なぜなら外資系とはいえ日本法人の顧客は日本人であり、海外の顧客を相手にすることはないためです。

また、外資系企業は本社が海外に設置されているため海外の社員と英語でディスカッションする機会がありますが、大手の場合は海外スタッフと連絡を取るための専属部署が本社に設置されていることが多く、現場プレーヤーが英語でのディスカッションを迫られることは稀です。

但し、社内システムやマニュアルが英語表記のことが多いため最低限読み書き程度の英語力は必須です。

個人に裁量と意思決定が任せられる

日系企業だと上司の指示通りに業務をこなせば評価が上がりますが、外資系企業だと指示待ち人間は最低評価をつけられます。
外資系企業では会社から与えられるのは『タスク』と『期日』だけであり、いつ・どこで・誰が・どうやってやるかを全て自分でハンドリングしなければなりません。

与えられた業務しかできない人材は外資系企業ではお荷物扱いされ、最悪仕事がなくなります。

慢性的な人手不足で高負荷がかかる

外資系企業は離職率がかなり高いです。
外資系企業の離職率はかなり多い!?|外資の実態(離職率)によると離職率は50%程度といわれています。

実はこれは仕方がないことで、日本の学校教育が言われたことを忠実にこなせる人材を作るためのプログラムだからです。日本人には自分で考えて行動することが極端に苦手な人が多い理由はコレです。
そんな人が社会に出て突然『自分で判断して行動しろ』と言われても行動できる訳がありません。
とはいえ、いつまでも動かないでいると上司から怒られるし、かといって闇雲に動いて失敗しても怒られる…八方塞りになった結果精神を病んでしまう人もちらほら。

このような背景から外資系企業に入社した人の末路は悲惨なもになりがちで、結果慢性的な人手不足の状態に陥ることになります。

労働時間が長くライフワークバランスが崩壊する

上述の通り、慢性的な人手不足の状態だと社員一人当たりが担当する業務量も多くなります。また、全てのタスクを自分で判断して遂行しなければならないため慣れるまでは1つの業務に多くの時間が取られます。
とはいえ、業務量が多いからといって仕事を放棄すると自身の待遇ダウンに繋がるためなんとしても与えられたタスクは期日までに完了させる必要があります。
業務量が多いけどタスクを放棄できない状態に陥った結果、残業時間が多くなりライフワークバランスを保てず私生活が崩壊します。外資系は子供を持つ女性にはきつい労働環境かもしれません。

みなし残業時間制度の適用

人手不足に伴う業務量をカバーするために残業時間が多くなりますが、働いた時間の残業代が合法的に100%支払われないケースがあります。
それがみなし残業制度の適用です。

みなし残業制度とは固定残業代制度のことで、月ごとに固定の残業代が支払われるかわりに残業時間の申請が不要になる制度です。
残業代は各企業・職種で支払い条件が異なりますが、およそ10〜20時間分の残業代に設定されていることが一般的です。

つまり、月間の残業時間が10〜20時間より少なければ社員が得をしますが、10〜20時間より多くなる場合は会社が得をする制度です。
月間20時間の残業時間を1日に換算すると、週休2日の会社で1時間です。
1日1時間以上残業をすると社員が損をする仕組みです。

外資系への転職が向いてる人の4つの特徴

画像出典:Adobe Stock

それでは外資系企業に転職してよかったと感じるのはどのような人材でしょうか?
外資系企業への転職が向いているのは次の4つが該当する人材です。

若くても高年収を得たい

皆さんは日本人の平均年収がどの程度が知っていますか?
下表は国税庁が行った調査結果です。

年齢 男性 女性
20~24歳 279万円 243万円
25~29歳 393万円 318万円
30~34歳 461万円 315万円
35~39歳 517万円 313万円
40~44歳 569万円 308万円
45~49歳 630万円 310万円
50~54歳 677万円 302万円
55~59歳 669万円 298万円
60~64歳 508万円 232万円
65~69歳 393万円 203万円

出典:国税庁「平成29年分 民間給与実態統計調査(平成30年9月)」出典:国税庁「平成29年分 民間給与実態統計調査(平成30年9月)」

この結果を見ると45歳にならないと年収が600万円を突破できないことがわかります。

一方、大手外資系企業の入社初年度の年収は下記の通りです。

出典:外資系企業の年収・ホワイト度ランキング!「高給」「激務」の実情を数字で比較してみた。|ONE CAREER

今の時代、高年収を得るには『何年働くか』ではなく『どこで働くか』が重要です。
若いうちから何としても高年収を得たい!という方は外資系企業に入社することが最も近道です。

人から指図されるのが嫌い

上司から指示されて働くことが嫌いな人も外資系企業は最適な選択肢です。
上述の通り、外資系企業は個人に裁量と意思決定を任せていることが多く、仕事を遂行する上でいちいち上司の承認を得る必要がありません。
誰に指示されることなく自分のやり方で仕事がしたい方にとっては外資系企業は天国と感じるでしょう。

但し、全ての行動には責任が伴います。
自由に行動できるということは、そこから得た結果も全て自己責任です。
業績が良い場合は自由に働きつつ年収アップも見込めますが、業績が不振だと年収が下がったり、部署移動・転勤、最悪の場合リストラされるリスクがあることは理解しておきましょう。

人間関係がドライになれる

外資系企業は人手不足で業務量が多いため余計なことに時間を割いているヒマはありません。
しかし、外資系とはいえ働いているのは多くが日本人なのでまったりして馴れ合いや群れを好む社員が一定数存在します。
これらの社員に捕まると話が長い・飲み会に誘われなどで仕事が片付かなくなるので要注意。
会社は友達を作る場所ではなく仕事をする場所と考えて人間関係を割り切れる人材なら外資系企業でも十分やっていけるでしょう。
他の社員に好かれたいなら結果を出せば良いのです。

スキルアップするための修行と考えられる

外資系が激務なことは間違いありませんが、その一番の理由は人手不足や業務量が多いことではなくあなた自身のスキルが低いためです。
どれだけ業務量が多くても、処理速度が早ければ業務量がパンクすることはありません。
入社当初はタスクの処理に戸惑うことも多く一つ一つの業務に時間がかかりますが、スキルアップするにつれて大幅に処理時間は短縮できます。

また、スキルアップすれば自身の市場価値が高まり次の転職でも有利になります。
自身のキャリアアップのための修行だと思って期間限定で外資系企業に入社することも今後の選択肢を広げるための良い判断でしょう。

外資系に転職して地獄を見ないための4つの予防策

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外資系企業に転職して地獄を見る人のほとんどは事前の情報収集が不足しています。
その理由は、転職エージェントや求人票には求職者を集めるための最も甘い条件が記載されており、求職者にとって『ネガティブな情報』が記載されていないためです。
とはいえ、入社前に企業担当者に残業時間や休日出勤・深夜労働の有無を確認することは『やる気がないやつ』とみなされる可能性があるためご法度。

ネガティブな情報を得るためには現役社員やOB/OGに話を聞くことが最も有効です。
現役社員・OB/OGの話を聞く方法は4つあります。

CareerSuiteを利用する

現役社員やOB/OGから直接話が聞けるため情報の精度が高いです。
また、転職エージェントも兼ねているため話を聞いて興味を持った企業があればそのまま転職活動を進めることも可能です。

キャリーナを利用する

現在バリバリ働いているエース社員から話が聞けるため、ポジティブ面の内容の信頼性が高いです。また、ビデオ通話機能で顔を見ながら気軽に話を聞けるため社風など企業の雰囲気の理解が一気に深まります。

転職会議を利用する

『転職会議』は企業の社員が自社のクチコミを投稿する転職者のための情報収集サイトです。あらゆる企業の『社員の生の声』を無料で簡単に収集できますが、規模が小さい企業はクチコミ投稿がない可能性があります。

人脈・コネを利用する

転職候補先の企業と現職で付き合いがある場合はその企業の社員から直接話を聞くことが最も情報の信頼度が高いです。
但し、企業の営業担当/学術担当と親密な関係性を築いていなければ適当にあしらわれる可能性が高いこと、得られる情報は一社員の主観になるため情報が偏っている可能性があることに注意が必要です。

参考:【警告】求人票の盲信は危険|転職で失敗しないためには社員・OB/OGから情報収集すべし【テンプレあり】|臨転堂

外資系はやめとけ!地獄といわれる6つの理由のまとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

  • 外資系企業が地獄といわれる6つの理由
    ①年功序列制ではなく成果主義
    ②最低でも読み書き程度の英語力は必須
    ③個人に裁量と意思決定が任せられる
    ④慢性的な人手不足
    ⑤労働時間が長い
    ⑥みなし残業時間制度の適用
  • 外資系への転職が向いてる人の4つの特徴
    ①若くても高年収を得たい
    ②人から指図されるのが嫌い
    ③人間関係がドライになれる
    ④スキルアップするための修行と考える
  • 外資系に転職して地獄を見ないための4つの予防策
    ①CareerSuiteを利用する
    ②キャリーナを利用する
    ③転職会議を利用する
    ④人脈・コネを利用する

外資系企業は日系企業と比べると業務量が多く地獄をみることは間違いありません。
とはいえ本記事の内容を読んでも外資系で働きたいという気持ちが変わらなかった人は間違いなく外資系企業で働くことに向いている人材です。

外資系企業への転職は倍率が高く非常に難易度が高いため外資系企業を得意とする転職エージェントは必ず利用してください。

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