「転職の軸」の作り方を徹底解説!面接対策やおすすめ適性診断も紹介

Pocket

出典:Unsplash

「転職の軸って聞いたことはあるけど、そんなに大切なものなのかな…。」

「転職の軸ってどうやって考えればいいのかわからない…。」

「面接までに転職の軸をはっきりさせておきたい…。」

転職する際にはさまざまな悩みがでてくると思います。

転職活動においては転職の軸をはっきりと定めて、転職の軸がブレないように心がけていく必要があります。

また、転職面接においても、転職の軸が定まっていることで志望動機の完成度が高まり、内定につながりやすくなります。

転職活動を失敗させないためには、「転職の軸」を作ることが大切です。

この記事では、転職の軸とは何か、転職軸の効果的な作り方や転職の軸を考える際の手助けとなるおすすめの適性診断などを紹介します。

本記事を読めば転職の軸の作り方を知ることができ、転職活動で内定獲得に繋げられるはずです。

「転職の軸」とは?「就職の軸」との違いも解説

出典:Pixabay

そもそも「転職の軸」とは何でしょうか?

転職の軸とは、「転職において核心となる理由や動機」です。

転職の軸は主に3つに分けることができます。「待遇」「働き方」「環境」の3つです。

待遇の例

  • 育児休業の取得ができる
  • 時短勤務できる
  • 給与アップしたい
  • 残業時間をなくしたい・減らしたい

働き方の例

  • 将来的には海外で勤務できる
  • 仕事にやりがいを感じられる
  • ワークライフバランスを保ちたい
  • これまでの経験を活かしたい

環境の例

  • 若手の頃からどんどん新しい仕事に挑戦できる
  • 経歴ではなく実力を重視してくれる
  • しっかりとした研修があり教育環境が整っている
  • 風通しの良い職場

新卒時代の就職活動の軸、つまり「就職の軸」とは、就職活動をする時の仕事選びや会社選びの基準のことを指します。就職の軸は社会人の経験をまだしていない段階で作るものなので、内容は転職の軸よりも明確でなくて大丈夫です。

一方で転職の軸は社会人としての経験がある上で作成するので、

  • これまでの経験を通してどのようにしていきたいか
  • 何を大切にしているか

など具体的に決める必要があります。

転職軸が定まらない人向けの転職軸の作り方4ステップ

出典:Unsplash

次に4つのステップでできる転職軸の作り方を紹介します。転職軸を決めると自分が本当にやりたい仕事、合っている仕事が何かだんだんわかってきます。

転職軸の作り方

  1. なぜ転職したいのか理由を書き出す
  2. 自分の過去を振り返る
  3. 理想の将来をイメージする
  4. 転職の軸の優先順位をつける

1.なぜ転職したいのか理由を書き出す

転職軸を作るための第一歩は、転職したい理由を書き出すことです。

理由を書き出してみると、転職先の企業にどのような条件を求めたいのか、目に見えて理解することができるでしょう。

もしかすると在職中の方で現在の勤務先に相談してみたら、要望が通り転職する必要がなくなる可能性もあります。

今の現状を変えるためにも、理由を書き出すのはプラスになるでしょう。

転職したい理由の例

  • 残業が多いため拘束時間が長い
    →もっと家族との時間を取りたい
  • 想像していた仕事内容と違い、自分の能力を最大限に活かせなかった
    →自分の資格やスキルを活かせる仕事がしたい
  • 給与アップできない
    →年齢制や昇給するごとに上がるのではなく実力で給与アップできる企業で働きたい

2.自分の過去を振り返る

2つ目のステップは、自分の過去を振り返ることです。

これまでの経験からどのようなものを身に付けたか、また得意なことなどを思い出してみましょう。

自分の過去から学べることの例

  • 営業経験(トーク力・コミュニケーション力)
  • 資料作成・マクロ化(事務)
  • 顧客調整(リーダーシップ・円滑に物事を進められる)

他にも不得意なことも書き出してみるのをおすすめします。

例えば体力が必要な力仕事や、接客しない仕事が苦手といったことを箇条書きでまとめておきましょう。

3.理想の将来をイメージする

3つ目は理想の将来をイメージすることです。

今から数年後、数十年後自分がどうなっていたいかを思い浮かべてみましょう。

転職の軸をブレないものとするためにできる限り明確に、具体的に考えるようにしてくださいね。

理想の将来の例

35歳の時には営業職の係長以上の役職に就き、現在の20万円以上の年収になる。45歳までに次長以上になり、後輩社員や上司に信頼される社員になりたい。勤務時間は残業が月に15〜17時間以内。

ハードルが高すぎても低すぎても、良い転職の軸にはなりません。

自分に合った職種やスキルを活かして、どのようなゴールを目指すか考えてみてくださいね。

4.転職の軸の優先順位をつける

転職軸を作る最後のステップは、転職の軸の優先順位をつけることです。

これまでの3つのステップで書き出した理由や自分の強みなどから、どの条件を大切にしたいか優先順位をつけていきます。

優先順位の例

  1. 営業経験や自分のスキルを活かせる仕事がしたい
  2. 実力で給与アップできる企業に就きたい
  3. 残業時間が少なく、家族との時間をとれる企業で働きたい

人それぞれで優先させたい条件は異なります。ぜひ自分とよく向き合い、転職の軸を作り上げてみてください。

「転職の軸」がブレる原因とブレないための対処法

転職の軸がブレる原因とブレないための対処法も解説していきます。

  • 転職の動機を言語化できていない
  • 希望条件が多い
  • 将来のキャリアプランが定まっていない

転職の動機を言語化できていない

転職の動機を自分の言葉で表現できないうちは、転職の軸もブレてしまいます。

自分が何を求めて転職するのか、転職で何を勝ち取りたいのかをしっかりと定めましょう。

求人情報に気を取られて、

  • 給料が良さそう
  • 職場環境が良さそう
  • やりがいがある仕事ができそう

と、目移りしてしまうのはあまり良くありません。

事前に自分の軸を決めておきましょう。

希望条件が多い

希望条件が多すぎると転職の軸がブレてしまいます。

転職希望の条件は3つ程度に抑えて、さらにその3つの中で優先順位を定めておきましょう。

将来のキャリアプランが定まっていない

転職してゴールではなく、転職した先のキャリアプランを明確にしておきましょう。

転職後のキャリアプランが定まっていないと、転職の軸もブレてしまいます。

転職して、将来どんなキャリアを目指していきたいのかを5年、10年のスパンで計画しておきましょう。

面接時の「転職の軸」の答え方と準備すべき定番質問

出典:Pixabay

続いて転職をする際に欠かせない、面接に関することを紹介します。

転職の軸について聞かれた際に、「〇〇です。」と一言で終わってしまう答え方は、良い評価につながりません。

転職の軸の質問をされた時は、誠意や意欲を伝えるために具体的に述べましょう。

転職をする時には必ず「転職の軸」についての質問をされるので、事前に学んでおくことが大切です。

面接では「転職の軸」やりがいや社会貢献を交えて答えると良い

面接では自分が設定した転職の軸をそのまま答えてしまうのではなく、面接の受けが良いポイントを抑えつつ答えていくのが望ましいです。

あくまで嘘をつくのではなく、無駄なことやマイナスなことは言わないようにしましょう。

また、答える際は以下のような流れで答えると良いです。

  1. 転職の軸を志望動機(やりがい)や社会貢献と関連付けながら答える
  2. 理由を述べる
  3. 再び結論を述べる

理由が薄っぺらくなってしまう、という悩みを抱えている人も多いかと思います。

理由は小難しくいう必要はなく、そう思うに至ったエピソードを交えることで、理由を伝えやすくなります。

過去のエピソードを織り交ぜて理由を述べることを意識していきましょう。

【働き方を転職の軸として設定した場合】

  • 育児休業後も職場に復帰し、休業前と同じ仕事内容で働くことができる会社
  • これまでに身に付けた語学力を活かし、将来的には海外勤務ができる会社

【環境を転職の軸として設定した場合】

  • 常に新しいことに挑戦し続け、さらなる高みを目指している会社
  • 営業経験を活かすことができ、実力に合わせてキャリアアップを目指せる会社

上記のように、面接では働き方や職場環境についての軸を選択して述べるようにするのが望ましいです。

残業や給与アップなどの待遇面に触れると、マイナスの対象になってしまいやすいので注意しましょう。

面接前に必ず練習しておきたい質問5選

これから転職の面接時にとても高い確率で質問される5つを紹介します。

繰り返し練習して、本番できちんと自分が伝えたいことを言えるようにしたいですよね。

よく聞かれる5つの質問

  1. 自己紹介をお願いします。
  2. 自己PRをお願いします。
  3. 志望動機を教えてください。
  4. 退職理由を教えてください。
  5. 最後に何か質問はありますか?

1. 自己紹介をお願いします。

まず最初に聞かれる可能性が高い質問は自己紹介です。

自分の名前や職務経歴を簡潔に伝えましょう。

自己紹介の中で簡潔にまとめる能力や人柄などがみられます。

ダラダラと長くなってしまわないように、1分を目安がよいですね。

企業によって「2〜3分でお願いします。」と言われることもありますので、少し長めの自己紹介も考えておくようにしましょう。

2. 自己PRをお願いします。

自己PRでは、自分のアピールポイントを伝えます。

自分の強みやスキル、これまでの経験から自社でどのように活かすことができるかどうかをみられます。

アピールポイントに加えて、面接を受ける企業との関連性を感じられるエピソードなども伝えると良いでしょう。

3. 志望動機を教えてください。

志望動機はどれほど志望度が高いかがみられます。

企業について詳しく研究したか、どうして応募した会社である必要があるのかなどの理由をはっきりと熱意を持って答えられると志望度の高さを感じてもらえますよ。

惹かれた理由を簡潔に述べ、方向性の一致が伝わるようにしましょう。

4. 退職理由を教えてください。

会社側は退職理由から、「長期的に勤められるか」や応募者の人柄を確認したいと思っています。

人間関係や待遇などのネガティブな理由を伝えると、「転職後も同じ理由で辞めるのではないか」と思われてしまうでしょう。

ネガティブな理由は伝えず、「〇〇に挑戦したいと思ったから」「チームで取り組みながら働きたいと思ったから」など、ポジティブな理由を伝えることが大切です。

5. 最後に何か質問はありますか?

ほとんどの場合、面接の終わりに質問される逆質問の意図は、入社意欲を知ることです。

実はとても重要な質問なので、「特にありません」と言って終わりにしないようにしましょう。

質問の例として、

  • 入社前に勉強しておくべきことは何でしょうか?
  • 先程お伺いした〇〇について、具体的にどのような〇〇をされているのでしょうか?

などがあげられます。

面接中に考えていた質問をされる場合もあるので、面接前にいくつか質問を準備しておくと良いですね。

転職軸を作る時にやっておくと役立つ適性診断3選

出典:Unsplash

最後に転職軸を作る時、助けとなる適性診断を3つ紹介します。

転職軸を作る際には自分の強みやこれまでの経験を思い出すことが大切だと前述しました。

診断を使って自分の性格や考え方などを知ると、やりたい仕事や向いている仕事が少しずつわかってくるでしょう。

おすすめ適性診断

  • マイナビジョブリシャス
  • 適職タイプ診断(doda)
  • グッドポイント診断(リクナビNEXT)

マイナビジョブリシャス

マイナビジョブリシャスは、マイナビ転職とディグラム・ラボのコラボで提供されている適性診断です。

37万人以上のアンケート調査のデータから作られています。

20項目ある質問に答えると、27種類のジョブタイプの中からあなたに合ったものを選んでくれます。

「基本的なシゴト性格」や「ストレスを感じる一言」など、さまざまな面から診断してくれて、最終的には「本領発揮できる仕事」を教えてくれますよ。

さらに詳しい説明を見るためには、マイナビ転職への無料会員登録が必要ですのでご注意ください。

適職タイプ診断(doda)

2番目に紹介する適性診断は、dodaが提供する適職タイプ診断です。

適職だけではなく、現在の仕事に対する満足度も測ってくれますよ。質問数は60問で、5〜7分ほどで回答できます。

自分の優れた点や強みを知ることができるので、どのような自己PRにすべきかわかりやすくなるでしょう。

グッドポイント診断(リクナビNEXT)

グッドポイント診断は、リクナビNEXTの運営会社が提供している無料の診断ツールです。

18種類の強みの中から、自分の強みを5つ知ることができます。質問数は今回紹介した診断ツールの中で最も多い、293問です。

平均して30分かかりますが、その分無料とは思えないほど精度が高いとも言われています。

一人につき1回しか受けることができませんので、よく考えながら答えていきましょう。

まとめ: 転職の軸は4つの手順で!面接時の注意点も踏まえておこう

  • 転職の軸とは「転職において核心となる理由や動機」のこと。
  • 転職の軸は4ステップで考えられる。実際に書き出して視覚的に見えるようにすることが大切
  • 転職の軸について面接で聞かれた時は一言で終わらせず具体的に答える
  • 転職の軸を作る上で助けとなる適性診断で自分に対する理解を深める

転職の軸の作り方や面接時に覚えておきたいこと、おすすめの適性診断などを紹介しました。

転職の軸を持っているか持っていないかで、今後の目標や転職先を大きく左右しますので、ぜひ作ってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

error: Content is protected !!